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【検証】GY-NEO8Mで「みちびき」L1S信号は受信できるか?

1. はじめに:なぜ「GY-NEO8M」なのか

電子工作において、位置情報の取得は定番のテーマです。
今回、電子工作ステーション様で「GY-NEO8M」搭載のGPSモジュールを入手しました。

これを選んだ理由は非常に安価でありながら、わが日本が誇る準天頂衛星システム「みちびき(以下QZSS)」に対応している点です。
今回は特に、サブメータ級測位補強情報や災害・危機管理通報サービス(災危通報)に使われるL1Sが実際に受信できるのかを詳しく検証しました。

GY-NEO8Mの購入リンク

2. モジュールの外観とスペック

ピンヘッダーは別売り
(ピンヘッダーは別売り)

到着したモジュールは非常にコンパクト

  • 搭載チップ: u-blox NEO-8M

  • 対応衛星: GPS, GLONASS, Galileo, BeiDou, QZSS

  • インターフェース: UART (デフォルト9600bps)

後継機なども出ていますが、コスパでは依然としてこのシリーズが上位なのではないでしょうか?

3. 検証環境と接続方法

検証は以下の環境で行いました。

  • アンテナ: 付属のパッチアンテナ(窓際に設置)

  • 使用ソフト: u-blox公式「u-center」(ver2ではないので注意)

  • シリアル変換アダプタ: PL2303TA(win11でも動きました)

  • 配線は非常にシンプルでVCC/GND、TX/RXをアダプタに接続するだけ
変換アダプタの購入リンク

4. 「みちびき」L1S受信のための設定手順

デフォのままでは信号をよく受信できない場合があるため、u-centerで以下の設定をしました。

接続時のu-centerの様子

  1. GNSS設定の確認: UBX-CFG-GNSS メニューから、QZSSが有効になっていることを確認します。

  2. NMEAメッセージの有効化: QZSS固有の情報を含むメッセージ($PQZGSVなど)が出力されるよう設定。

  3. 受信感度の確認: 室内(窓際)でのコールドスタートでしたが、約60秒ほどで安定して測位が開始されました。
    ※北向きだと全然ダメでした。おとなしく南向きの窓へもっていきましょう...

5. 実証結果:L1S信号の捕捉成功!

数分間の観測の結果、u-center画面において、QZSSのL1Sが表示されました。

個人情報保護のためガビガビ+いろいろ消しました

6. まとめ

L1S信号が受信できることが分かった

安価にみちびきを遊び尽くしたい方にとって、このモジュールは間違いなく買いです。

ただ付属のアンテナがかなり短いので、別売りの外部アンテナを買ったほうがいいかも。


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